ホリ グリップコントローラーFitをレビュー!携帯モードの連射が捗りすぎる件
連射・連射ホールド機能搭載の携帯モード専用Switchコントローラー、ホリ製のグリップコントローラーFitをレビューします。
グリップコントローラーFitの基本情報
製品名 | グリップコントローラー Fit for Nintendo Switch |
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発売日 | 2022年9月8日 |
発売元 | 株式会社HORI |
対応機種 | Nintendo Switch™ Nintendo Switch™(有機ELモデル) ※Liteには対応しておりません。 |
対応モード | 携帯モード専用 |
グリップコントローラーFitは過去に発売されたグリップコントローラーを女性や子供の手でも扱いやすいよう小さく改良した製品で「長時間プレイでも疲れにくく安定した操作」が受け継がれています。
また、純正品のJoy-Con(ジョイコン)やNintendo Switch Proコントローラー(プロコン)にない連射・連射ホールド機能を搭載しているのが大きな特徴です。
※携帯モード専用のコントローラーのため、SwitchのTVモード・テーブルモードには対応しておりません。
グリップコントローラーFitを使った3つのメリット
グリップコントローラーFitを実際に使って感じたメリットを3つ紹介します。
- 携帯モードで連射・連射ホールドができる
- 持ちやすく長時間のプレイでも集中できる
- 壊れやすいJoy-Conの代用品にできる
携帯モードで連射・連射ホールドができる
グリップコントローラーFitは、コントローラー下部のTURBOボタンと連射したいボタンを押すだけの簡単操作で連射ができます。
- 連射で放置したい(がモード切り替えが面倒)
- ボタン連打で指が痛くなった
- 特定ボタンを酷使しすぎてジョイコンが壊れた
そんな方に指やボタンの負担を減らす連射機能は最適と言えます。
グリップコントローラーFitは携帯モード専用なので、コントローラーやドック、スタンドを出し入れしたりモードを切り替えたりする必要もなく、連射機能をオフにすればそのままプレイに戻れます。
以下は私が携帯モードで連射機能を活用しているソフトの一例と用途です。
- ポケモンスカーレット/バイオレット:学校最強大会で金策周回
- あつまれどうぶつの森:DIYの素材集め(流れ星に祈る、木を揺らすなど)
- エルネア王国:フォモスの森で自動採取
TVモードやPCでも連射したいという方にはアタッチメントセットもあります。
専用アタッチメントがあれば普段は携帯モードで遊びつつ、TVモードにも切り替えて遊べるようになります。
持ちやすく長時間のプレイでも集中できる
私の手の大きさは16cmほどです。
以前発売されたグリップコントローラーは大きいと聞いていたので買うのをためらっていましたが、女性や子供の手に合うよう改良されたグリップコントローラーFitは私にとってちょうどいいサイズでした。
表面はジョイコンに似たツルツルした手触りですが、裏面はややザラつきがあります。
最初は少し違和感がありましたが、ジョイコンよりも厚みがあるので握りやすく、ザラザラした感触のおかげで寝転んで横になっても滑りにくいところが気に入っています。
あつ森やエルネア王国など時間を忘れて没頭する生活シミュレーションゲームには最適です。
ソファやベッドでゴロゴロしながら長時間プレイしつつ、携帯モードで快適に連射できるグリップコントローラーFitは手放せません!
壊れやすいJoy-Conの代用品にできる
純正品のジョイコンを使っていると、必ずと言っていいほど以下のようなことが起こります。
- 左スティックが暴走する
- ボタンを連打していたら壊れた
かといって毎回買い替えるのは高く、修理に出している間はプレイできなくてやきもきしますよね。
予備として安いコントローラーを選ぶにしても中古には抵抗があるし、海外製のものは偽物や粗悪品も出回っていて不安…
高くて壊れやすいジョイコンよりも安くて丈夫なコントローラーがいい!
そんな方にもグリップコントローラーFitはおすすめできます。
グリップコントローラーFitを販売しているホリは任天堂の公式ライセンス商品を多数手がけた実績のある国内企業。
任天堂が製品の適合性を確認しているのでアップデートも安心です。
グリップコントローラーFitのスティックはジョイコンよりも固く強度があります。
連射機能もあるのでボタンへの負担が少なく、ジョイコンの代用品として長く使えるのが魅力ですね。
元は壊れたジョイコンを修理に出す前に代用品として買ったのですが、
- 手頃な価格なのにジョイコンと変わらない感覚で使える
- ボタンやスティックが丈夫
- 本体につけっぱなしでいい
ので買ったその日にメインコントローラーになりました。
グリップコントローラーFitのデメリット
グリップコントローラーFitは普段携帯モードでプレイすることの多い私にとっては最高のコントローラーでしたが、人によっては他の製品を検討するべき点もあります。
ここからは私が実際にしばらく使って惜しいと思った・気になった点をお伝えします。
- ジャイロ・NFC機能が使えない
- 対応しているSwitchケースが少ない
- スティックを動かす音が気になる
ジャイロ・NFC機能が使えない
グリップコントローラーFitはジャイロ・NFC機能など、純正品のジョイコンにある一部の機能が使えません。
言い換えると、機能が制限されている代わりに純正品のコントローラーよりも低価格になったということです。
- ジャイロセンサー
- 加速度センサー
- モーション IR カメラ
- プレイヤーランプ
- HD 振動
- おしらせランプ
- NFC(近距離無線通信)
ジャイロ機能について
グリップコントローラーFitには『スプラトゥーン』シリーズのエイムや『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の謎解きなどで使うジャイロ機能がありません。
ジャイロ機能があるコントローラーを使う場合は純正品のプロコンか、
※連射不可
同じホリ製で連射機能のあるワイヤレスホリパッド TURBOも検討の余地はあります。
※有線のホリパッド(ホリコン)はジャイロ機能が使えません。
代替品として2つのコントローラーを紹介しましたが、ジャイロ機能を使うゲームをしない方なら問題ありません。
NFC機能(近距離無線通信)について
グリップコントローラーFitは『あつまれ どうぶつの森』などamiiboカード・フィギュアの読み取りで使うNFC機能(近距離無線通信)にも対応していません。
任天堂ライセンス商品であるホリ製コントローラーはいずれもNFC機能に対応していないため、amiibo読み取り時は純正品のジョイコンまたはプロコンを用意することを推奨します。
私はグリップコントローラーFitを普段使いのコントローラーにしているので、amiiboの読み取り時のみ(今まで使っていた)ジョイコンに切り替えています。
amiiboを使う方はジョイコンを完全に手放すよりも修理をおすすめします。
対応しているSwitchケースが少ない
グリップコントローラーFitはジョイコンと変わらない感覚で使えるのが魅力ですが、つけっぱなしで保管する場合、今まで使っていたほとんどのSwitchケースに入らなくなるのが難点です。
ですが、市販のSwitchケースでは対応しているものが少ないのが現状。
コントローラーをつけっぱなしにする場合は基本的にケースも買い替える必要があります。
グリップコントローラーFitを装着したSwitchの収納におすすめのケースは「ホリ グリップコントローラーFitが入るSwitchケース4選」をご覧ください。
スティックを動かすとカチカチと音がする
グリップコントローラーFitの操作中にたびたび気になるのは、スティックを動かすとカチカチとボタンを押すような音がすることです。
ジョイコンはスティックを動かしても音がしなかった分、静かな環境でプレイしていると音が気になることもありました。
スティックを動かす音はゲームに集中できないほど大きくはありません。
慣れないうちは違和感がありますが、スティックがジョイコンよりも固く取りつけられていて丈夫な証拠だと言えますね。
グリップコントローラーFitのレビューまとめ
最後にグリップコントローラーFitを使ってよかったことを振り返ります。
- 携帯モードで連射・連射ホールドができる
- 持ちやすく長時間のプレイでも集中できる
- 壊れやすいJoy-Conの代用品にできる
プロコンやホリコンなど、通常のコントローラーはTVモードやテーブルモード用なので連射のために周辺機器を設置するのが面倒でした。
ですが、グリップコントローラーFitはケースからSwitchを出してそのまま遊べるのが魅力。
外での空き時間やベッドに寝転んでまったり遊びつつ連射したいときにも最適です。
また、純正品のジョイコンよりも安価で丈夫なので代用品としても使えます。
私は今まで左スティックの暴走やボタンの故障によりジョイコンを買い替える・修理に出すことが何度もありました。
グリップコントローラーFitをメインコントローラーにしてからは頻繁な不具合や故障に悩まされることなく快適にプレイできています!